つい先日、毎年恒例の子供会の役員決めに参加してきた友人が、「なんだかね~」と納得のいかない様子。
話を聞いてみると色々と思うことがあったようで・・・
表には出さないですが、かなりピリピリムードにはなってたらしく、「あー早く帰りたい」と思っていたと。
子供会は家が近所ですから、色々と役員を決める時にトラブルがあると本当に過ごしにくい環境になる可能性もあり
一応大人である私達は穏便にすませようと必死なわけなのですが、時間も押してくると皆本音がチラホラ・・・
今回は、筆者の周りであった子供会の役員決めのそれってどうなの?や
ちょっと残念に思う事を記してみたいと思います。
子供会の役員は忙しいというイメージ
PTA役員は強制!?やりたくないって言ってるのに!トラブルだらけの役員選出を見た!
子供会の役員をやった経験がある人はわかると思いますが結構仕事が多い印象です。
自分たちの生活圏内の事なので、町内会とも連携した行事もありますので地域にもよりますが
筆者の子供会では年に8回大きなイベントがあり、その行事の前後は話し合い、準備、片付け等とわりと一年中動いている印象です。
個人の作業でもそれぞれが、書類作成、会計、買い出し、連絡などの分担を任されていたりと
ボランティアなんですが、責任感を持ってやらなければ成り立たないと思います。
子供が参加するので、数人の役員で数十人の子供達を引率する行事なんかもあり本当に大変なんです。
役員選出には立候補が最終的にはいいのかもしれない
さて、そんな忙しい子供会役員ですが筆者の地域では高学年の子供を持つ保護者が一人につき一回は役員をするルールーがあります。
その話し合いがつい先日行われたのですが、参加していた保護者の方の大半は高学年ということもありやはり子供会役員の実情をあれやこれやリサーチ済みなのでしょうか
誰一人として立候補しなかったそう。
筆者のママ友は、必ずする年がくるなら早い方が体力的にもいいと決めていたので1つの役員に立候補の手を挙げました。
はい、すんなり承認です。
筆者の地域では8人が役員をすることになっているので、残す所あと7人です。
そのママ友の行動に触発されたのか、何人か挙手があがり残す所あと1人になったそうです。
その役員がなかなか決まらないので、進行役の前年度の役員がこう切り出します。
「一度も役員をされたことのない方にお願いしたいと思うのですがどうですか?」
そうなると、もう一度するのはごめんだわ!と言わんばかりに今までの役員経験者が拍手の嵐。
それもそのはず、そのあと一つの枠は最も責任あるポジションだったのですから誰もやりたがりません。
次に進行役の人は、一度も役員経験がない保護者の方に挙手してもらいその中でくじを引くという事になったのですが
その中の3人が下に小さいお子さんがいるお母さん達でした。
何人かで下のお子さんがいる人達は今回はくじから外そうという提案があったのですが
何年も子供会役員をされているボスママ的役員さんの「それは、他の人と平等ではないから!」と。
そして、そのお母さん達に向けて「どうですか?」と意見を聞きましたが
予想通り3人共「それでいいです」との返事・・・
ママ友曰く、そのママ達はその場の雰囲気ではそう返事するしかない雰囲気だったそうです。
その後くじ引きの結果、小さいお子さんがいるママ達には白羽の矢は当たらなかったそうで内心「ホッとしたわ」と言っていました。
ですが、その重要なポジションの役員に決まった保護者の方は相当な落ち込みようだったと。
筆者は別の年度に役員をしてたのですが、その際にやはりくじ引きで選ばれた役員の方が途中で引っ越すという事が起こりました。
その方は、引っ越した先が同じ小学校の地域とあってかなり問題視されて近所の保護者達に嫌われたという話をききました。
このことを踏まえても、やはり心底嫌がっている人が役員をするのは後々の事を考えてもプラスにはならないのでは、と思いました。
なぜそんなに嫌なのかの原因と役員を決める際の手順の本当に平等な選出の方法を考えないといけないのかもしれませんね。
最後に
子供会の役員決めってどこもこういう感じなのでしょうか?
筆者もそうですが、やはり役員って苦手な人が多いと思います。
苦手な人でも入りやすい雰囲気のコミュニティ作りが何かと欠けているのかもしれませんネ。
誰でもいつでも温かく受け入れてくれる雰囲気作りと助け合いの気持ちが大事なのかもしれません。
筆者もそうですが、子育てしていると時間や心にゆとりがなくなる時も多々ありますがこういう事を聞くと自分自身も周りをよく見て気をつけなきゃと思いました。
最後までお読み頂きありがとうございました。